食肉牛600万頭の怨念と宇宙怪獣の合成生物。死んだ牛たちの霊を愚弄した高井青年が、怪僧の力によって変身させられた姿でもある。
高井は岡山県牛窓町にある、600万頭の牛の霊を祀る「鼻ぐり塚」の鼻ぐりを盗み出し、腕輪にしようとした。すると鼻ぐりは腕から外れなくなり、高井は徐々に牛神男の姿へと変化していった。彼は自らの行いを反省するも、ヤプールが化けた怪僧の力によりカウラに変身させられてしまうこととなる。カウラの頭の角は、岩石や鋼鉄でも貫く最大の武器。その腕には高井が盗んだ鼻ぐりがはまっており、これに牛たちの呪いが込められている。また、口から出るヨダレは鉄や人間を溶かす。尻、背中、腰のミノにあるヒラヒラは、牛の尾が退化したものである。
人間に使役され食用となって死んだ600万頭の牛の怒りに衝き動かされており、TACの麻酔弾攻撃も通用しない。人間を襲って食べてしまうほか、牛窓オリーブ園を襲ってオリーブも食べた。