超獣大図鑑

ミサイル超獣ベロクロン

身長
55メートル
体重
4万4千440トン
武器/能力
手、エラ袋、口からのミサイル
口からの火炎放射
両手からのリング状金縛り光線
両手からの破壊光線
異次元移動

東京タワー周辺を襲うミサイル超獣ベロクロン

地球侵略を狙う異次元人ヤプールの手により、サンゴと宇宙怪獣の合成によって生み出された改造生物。

手、トゲ、エラからミサイルを発射し、弾が切れると口の中の隠しミサイルを発射する。その圧倒的な力で広島県福山市を廃墟へと変え、これまで人類の脅威となっていた怪獣を遥かに超える力を見せる。また、その舌は強酸性物質を帯びており、舐めたものを水のように溶かす。弱点は体内の高圧電気胃袋で、ここを攻撃されると自爆してしまう。

突如異次元から現れ、日本有数の工業都市である広島県福山市を破壊。駆けつけた地球防衛軍の戦闘機を全滅させ、その後に結成された超獣攻撃隊TACをも圧倒。TACの通信網のひとつである東京タワーをへし折り、超獣の力を世に知らしめた。

感想

ウルトラマンA 超獣大図鑑スタート!
初めまして。このサイトのWebマスター、Killyと申します。当サイトは「ウルトラマンA」好きな私が番組の中で大きな魅力だと感じている「超獣」のイラストと感想をアップしていくファンサイトになります。 イラストについては、「新たに発見されたスチール写真」をコンセプトとし、劇中映像や既存のスチール写真にないアングルから描き上げているので、ファンの方にも新鮮味を味わっていただけるのではないかと思います。制作にはとても時間がかかってしまうのですが、頑張ってちょくちょくアップしていこうと思うので温かく見守っていいただければ幸いです!
超獣とは何か?
ベロクロンは人為的に作り出された生物で、怪獣以上の実力を持つ「超獣」です。地球上の生物と宇宙怪獣が合成されることによって生まれ、さらに機械も埋め込まれています。作り出したのは異次元人ヤプール。このページのタイトル画像(超獣名)の部分にいるヤツのことですが、ゆらめく空間の中で何人かが蠢くサイケな演出で登場します。彼らは宇宙の悪魔と呼ばれ、人間には手出しできない異次元空間から超獣を送り込み、地球侵略を狙います。
超獣とヤプールはそれまでのウルトラシリーズにはない設定であり、私が作品に引き込まれたのもこの部分の影響が大です。宇宙人ではなく異次元人。神出鬼没でどこから狙われるかわからないという恐怖。私はこの「怖いもの見たさ」で「ウルトラマンA」にのめりこんでいきました。
ベロクロン大ひみつ?
では、ベロクロンに関するコネタをいくつか。当初、ベロクロンは広島県福山市ではなく、広島市にある原爆ドームを襲う予定でした。実際に原爆ドーム破壊シーンの撮影も行われたのですが、被爆者に対し刺激的過ぎると判断されたのか、丸々カットされています。しかし、原爆ドームがベロクロンの吐き出す白いガス(後に二世が使用するベロクロ液か?)で溶かされる写真が現存しており、図鑑などで公開されています。結局、出現地域はそのあと九州→広島県福山市と変更されましたが、福山市となった理由は広島県で二番目に大きな都市だからのようです。もしドーム破壊が実現していたら、平和のシンボルを破壊して出現するわけですから、今以上のインパクトだったかも知れませんね。
デザインモチーフはキノコ雲とサンゴです。キノコ雲は、出現地域が原爆ドームだったことからかもしれません。なお、今回描いたベロクロンの色は、原爆ドーム破壊写真のベロクロンの色を元にしています。なぜなら、このシーンはベロクロンのスーツ完成直後に撮影されたと思われるので、スーツが非常に綺麗な色をしているためです。撮影が進むと爆薬や土埃によって汚れてしまうので、劇中映像やスチール写真だとちょっと汚れています。
口からのミサイル発射シーンでは、「ウルトラマンA」で度々見られる首から上だけの専用顔パーツが使用されており、よく見ると表情が着ぐるみと異なります。DVDを停止して見てみると分かりやすいかも。
そのほか劇中で使われない設定として、舌が強酸性物質を帯びているというのがありますが、ベロクロンという名前は、この「ベロ」と体色「黒」を掛け合わせたものという説があります。また、ベロクロンの誕生に使われたサンゴは、ベニサンゴかハマサンゴのどちらからしいのですが、明確な設定はない模様。サンゴというモチーフに関しては、瀬戸内海の公害への警鐘として組み込まれたようです。さらに鉄筋建築への警鐘として、東京タワーを用意。強酸性のベロで溶解させる予定でしたが、何故かそれは実現しないまま終わっています。技術的にはロウで作ったタワーを溶かす(東宝の「ゴジラ」で実現させている)わけですが、東宝に特撮を委託している「ウルトラマンA」でも、せっかく東宝に委託しているのですから、その高い技術を見せようとしていたのかも知れません。
さすがに第1話の超獣だけあってこうしたコネタには事欠かないベロクロン。掘り出せばもっと出てきそうです。
ベロクロンができるまで
さて、文字ばかりでうるさくなってきているので、このあたりで画を入れたいと思います。今回のベロクロンの絵は大まかに分けて4回の描き直しをしており、最初と最後を比べると全然別物となっています。では、その進化工程(?)をご覧ください。
ベロクロンメイキング
満足いくまで描くと年単位かかるので、それなりの完成度になった時点で公開させていただきました(笑)。スキル不足が伺えますが、何匹も超獣を書くうちに上達する?
怖かった思い出、そして今は
私が初めて観た当時はこの超獣が怖くて仕方がありませんでしたが、時が経つうちカッコイイと思えるようになりました。超獣って不思議です。
私は最近ウルトラマンAのコンプリートDVD BOXを購入したのですが、改めて思ったのが、第1話の特撮パートの長さです。何でも、ウルトラシリーズでも屈指だとか。原爆ドーム襲撃シーンが没となったのに関わらず、このクオリティ。これには、「ウルトラマンA」をウルトラシリーズの決定版にしたい、スタッフのそんな心が伝わってくる気がします。
と、ざっと私の知っている知識や感想を書いてみましたが、ベロクロンはネタが多すぎることと、もともと文章が苦手なこともあって膨大な量になってしまいました。みなさんもベロクロンに関するネタ、記事の感想などありましたら是非、下のフォームよりお気軽にコメントください!また、これから超獣大図鑑をよろしくお願いいたします!では、今回はこれにて。
2011/1/25 Killy.

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コメント一覧

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Onsen2011/2/20
 ベロクロン、カッコいいですよね。デザイン、現れ方、攻撃方法、どれをとってもこれまでの怪獣とは違います。Killy様の画もベロクロンの質感をしっかり表現できていると思います。
Killy2011/2/23
>Onsenさん 本当にかっこいいですよね。最近だと大怪獣バトルなどにも出ていますし、バキシムと並んでエースを代表する超獣になっていますしね。質感は、ひたすらに第一話の冒頭部分を見て書き込みました。あの場面はスタッフのデザインに対する自信がうかがえる気がします。
異次原人ヤフー!!ル2015/2/7
A大好きです。確かベロクロンの腸は何でも消化する強力な物だったはずです。
異次原人ヤフー!!ル2015/2/7
A大好きです。確かベロクロンの腸は何でも消化する強力な物だったはずです。

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