工事現場で作業員を飲み込んだ銀の卵が地中に消え去った。同じ頃、TACアローでスカイパトロール中の北斗星司は太平洋上で金の卵を撃墜した。2つの卵の正体は果たして何か?
パトロールを終え基地に帰還した北斗には、南夕子と一緒の誕生日パーティーが待っていた。2人は誕生日が同じ7月7日なのだ。宴に盛り上がる隊員たち。だがそのとき、北斗が破壊したはずの金の卵が突如出現し、旅客機と衝突、200名が犠牲となった。卵は、攻撃すれば消える特性を持つ「宇宙物体」だったのだ。
TACはただちに出動した。北斗は隊長に謹慎を言い渡されたものの、無視して基地を飛び出してしまう。卵に無謀な攻撃を仕掛け怪我を負った北斗は、隊長に命の大切さについて教えられるのだった。その戦いの中で、金の卵は地中から出現した銀の卵と合体し、金銀まだらの卵へと変貌を遂げていた。
エジプトの古書によれば、古代超獣カメレキングが金銀まだらの卵より生まれ、強大な力でアトランティスを滅ぼしたという。異次元人ヤプールはその状況を現代に再現しようとしているのだ。新兵器ビッグレーザー50を携え卵の焼却に向かう隊員たち。だが、レーザーを浴びた卵からはカメレキングが出現した!