全話紹介

月から帰還した探査ロケット「新星号」が大気圏突入前に燃え尽きようとしていた。TACに救出された乗組員の小山隊員だったが、事件以来、彼の手にはずっと手袋がはめられていた。

その夜、小山隊員の息子アツシは、父が寝静まっても手袋を取っていないことに気づく。アツシが手袋を取ると——なんと、その手には口や目がついていた!アツシはTACに通報した。子供だからと取り合わない山中隊員だったが、北斗は真実を確かめるべく小山隊員の行動を探ることを決意。

翌日、小山隊員はTACの新作ロケットを見に行こうとしていた。なぜか?尾行していた北斗だが途中で逃げられてしまい、ロケット実験場にたどり着いた小山隊員は警備の制止を振り切って猛スピードで走り出した。そしてついに、小山隊員に乗り移っていた変身超獣ブロッケンが巨大な姿を現した。異次元人ヤプールは、四次元の世界を覗くことができるこのロケットの完成を恐れて超獣を差し向けたのであった。

このページのトップへ