第16話 夏の怪奇シリーズ 怪談・牛神男
休暇の吉村隊員は、岡山県に帰省する途中、ヒッピー風の青年・高井に強引に岡山のガイドを頼まれる。吉村は600万頭の牛の鼻ぐりがある「鼻ぐり塚」に案内するが、高井は鼻ぐりを「腕輪にちょうど良いじゃねえか」と持ち帰ってしまう。
すると、高井の腕にはまった鼻ぐりが突如締まり始め、体には毛が生えてきた。苦しみながら吉村宅に泊まり込んだ高井だったが、朝には顔が牛になり、オリーブの葉を食べ始めた。陰で暗躍するあやしい坊主。彼はこれまで食べられた牛たちの恨みを人間に思い知らせるべく、高井を牛神超獣カウラにしてしまうのだった。
牛窓のオリーブ園を襲うカウラに対し、正体を知るTACはうかつに攻撃ができない。暴れるカウラ。ついにはオリーブ用タンクが破壊され、油と炎が牛窓の町に流れ込んでいった!