全話紹介

第33話 あの気球船を撃て!

突如原っぱに現れた、2人の青年が操縦する気球船。それはたちまち子供の人気の的となったが、気球船を降りた子供たちは皆、無気力化してしまった。乗りそびれた子供たちに配られた風船も、同様に彼らを無気力化させてしまうのだった。彼らの手を離れた風船が、気球船に吸い込まれていくのを見て驚くダン少年。

気球船を降りた子供は大人しくなり、親の言うことを良く聞くようになった。母親たちはこれを大いに喜んだが、ダン少年は、元気印の友人ダイスケの豹変ぶりを不審に思い、TACメディカルセンターへ検査に向かわせる。

気球船の正体は、子供たちのみずみずしい魂をエネルギー源とする、気球船超獣バッドバアロンであった。子供と母親に守られて気球線を攻撃できないTAC は、ダン少年に気球船に乗ってもらい、内部から攻撃を加えてもらう作戦を立てた。青年たちをガスで眠らせ、気球船を小型銃V09で攻撃するダン。しかし、バッドバアロンは逆にダンたちを腹部に取り込んでしまった!

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