全話紹介

第34話 海の虹に超獣が踊る

世界各地でタンカーが遭難する怪事件が相次いだ。調査に向かった北斗は、現場でボートに掴まっている少年ユウジを救出する。

ユウジは海に浮かぶ美しい貝殻を集めるために遠出していたのであった。なぜか?それは、彼の姉のナミコが「貝殻1000枚集まったら父さんが帰ってくる」と吹聴していたためであった。ユウジの父もまた、タンカー事件の犠牲者であり、ナミコはユウジに父の死を隠し、彼を悲しませないために貝殻を集めさせていたのだ。

ナミコのやり方に反対する北斗は、ユウジに父の死のことを話してしまう。貝殻が、タンカー遭難事件の犯人である虹超獣カイテイガガンのウロコであることに気付いた北斗。その分析を試みるも、ユウジは大人が信じられなくなり、貝殻を捨ててしまった。部屋に閉じこもるユウジに、北斗はそんなユウジに「そんなことじゃ父さんみたいな立派な人間になれないぞ」と諭すのだった。

TACは偽のタンカーでカイテイガガンをおびき寄せることに成功。これを知ったユウジは、北斗のためにウロコを取りに海に向かう。ユウジが危ない!

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