第35話 ゾフィからの贈りもの
いじめられっ子のユキオ少年は、友人に「僕たちと遊びたいならTACを呼び出してみろ」と脅された。ニセ通報で駆けつけた北斗に「ウソをつくのは恥ずかしいこと」諭されるユキオ。
そんな彼は、一本杉のある湖から夢幻超獣ドリームギラスが出現する夢を見た。翌朝目覚めるとオネショをしてしまっていたが、そのシミの形はドリームギラスそっくりであった。気になったユキオは夢で見た湖を探し続け、ついに見つけた。すると本物のドリームギラスが現れ、旅客機を撃墜、すぐに湖の底に消えてしまった。
ユキオはTACに通報。北斗は湖にミサイルを投下したものの、反応がない。だがユキオが嘘をつくはずもない。北斗は戸惑っていた。その頃、ドリームギラスはユキオ家のオネショのシミにその姿を変えており、湖にはいなかったのである。北斗はユキオがウソの通報をしたのだと決め付け、彼を問い詰める。
その夜、北斗にゾフィからメッセージが送られた。ユキオの言ったことは真実であり、彼の心を傷つけた償いをせよと。反省した北斗は、ユキオへの償いとしてドリームギラスの存在を信じ、徹底的におびき出すことを決意するのだった。