第37話 友情の星よ永遠に
北斗隊員と再会した、幼なじみの鹿島宏司。彼はレースカー技師となり、恋人の中谷真弓のことも無視するほどのスピードの虫となっていた。鹿島は貧しい孤児だった過去があり、今までバカにしたヤツを見返すんだと、カネと名誉に執着してしまっているのだった。
突如出現した鈍足超獣マッハレスは新幹線と旅客機を襲い、TACの攻撃を受け地中300メートルまで潜り込んでしまう。TAC基地での作戦会議で、マッハレスは騒音に反応していることが判明した。
マッハレスの地底進行ルートの先には鹿島の勤めるニューライト自動車技術研究所があった。ひょっとすると、レースカーの音が超獣を……北斗の不安は的中し、マッハレスは研究所に姿を現した。会議中の鹿島はビルを脱出するが、数億円の設計図が入ったかばんを会議室に置き忘れてしまう。「オレの財産だ!オレの運命がかかってるんだ!」。鹿島は取りに戻ったが、マッハレスは容赦なくビルを破壊しはじめた!