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第41話 冬の怪奇シリーズ 怪談!獅子太鼓

新太少年の父は、最近見つけた邪神カイマの像に向かって、獅子舞を馬鹿にする者に天罰が下るよう祈りを捧げていた。彼は獅子舞師なのだが、酔っ払いに獅子舞をやめろと怪我を負わされ、舞ができなくなったために世間の人間を恨んでいたのだ。

その頃新太は、かくれんぼの最中にふざけてかぶった獅子頭が外れなくなってしまう。駆けつけた父の力でも外れない獅子頭。すると父は何者かに取り付かれたように、突如、太鼓を演奏し始めた。

太鼓の音を聞いた新太は獅子超獣シシゴランへと変貌を遂げ、町を荒らしはじめた。シシゴランを攻撃しようとする北斗を制止するダン少年。超獣の中には新太がいるのだ。北斗が考えあぐねていると、怪しい太鼓の音が聞こえてきた。音を追った北斗は新太の父が太鼓を叩いていることを突き止めたが、逃げられてしまう。

そんなとき、邪神カイマの像が巨大化し、邪神超獣カイマンダに変身した。すべてはこの像の仕業だったのだ。シシゴランとカイマンダに挟撃された北斗が危ない!

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